機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼
Mobile Suit
ガンダム・ダンタリオン
GUNDAM DANTALION
ASW-G-71
ダンタリオンは72機計画されたガンダム・フレームの中でも、開発末期に完成した機体である。今も残る厄祭戦当時の設計データによれば、開発途中に大幅な計画の見直しが再三行われている。その目的は、対モビルアーマー戦に実戦投入されていた他のガンダム・フレームの戦闘記録を元にした装備仕様の変更にあった。結果、単機によるあらゆる戦局の打開を設計思想としたダンタリオンは、戦争の終結間際にようやく完成。それでいながら、モビルアーマーとの戦いにおいて十分な戦果を上げた。その功績を買われダンタリオンを保有する一家は、ザルムフォート家を名乗ることを許される。セブンスターズを頂点とするギャラルホルンの戦後体制下で、存在感を示していくようになった。三百年が経過した今も、ダンタリオンはザルムフォート家の象徴として存在している。